『いつもだれかが見ている』刊行記念
写真ワークショップ「見えるもの」と「かたるもの」

『いつもだれかが見ている』刊行記念 写真ワークショップ「見えるもの」と「かたるもの」


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日程:10月29日(土)
時間:14時〜(2時間程度)
場所:iwao gallery (東京都台東区蔵前2-1-27 2F)
講師:大竹昭子
参加費:A.3,500円(書籍代1870円を含む)/ B.2,000円(ワークショップのみ)
定員:15名
※お申込受付は先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。←満席になりました(10/18)
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『いつもだれかが見ている』刊行記念
写真ワークショップ「見えるもの」と「かたるもの」

短篇小説集『いつもだれかが見ている』の刊行を記念して、作家の大竹昭子さんのワークショップを開催します。
この短篇集はオランダ在住のアーティスト、ヒロイ・クミ&写真家アネケ・ヒーマンさんが撮り下ろした14点の人物写真にインスパイアされた物語を、大竹さんが綴ったものです。物語を考えるきっかけは見ず知らずの人が写っている写真の中に潜んでおり、それをよく見て引きだしつつ執筆を進めていったと大竹さんは述べます。
今回のワークショップでは、参加者にご自身が撮った写真を事前に送っていただきます。当日はみんなでそれを眺めながら、その写真に何が見いだせるか、どんな状況を撮ったものなのか、またそこから滲みでる感情はなにかということを言葉にしていきます。写真表現にも精通する大竹さんとともに、楽しみながら写真とは何かを考える機会になれば幸いです。

【大竹昭子さんからのメッセージ】
スマホには写真がたくさん入っているけれど、見直す機会が減っていませんか。それらをみんなで見ながら言葉にしていくワークショップです。言葉にするにはじっくり見なければならず、すると見逃していたことがいっぱいあるのに気がつきます。写真に潜んでいる物語をみんなで探りだすのはとても面白く、これまでのワークショップも大いに盛り上がりました。参加者には事前に<小さくてもいいので人物が写っている写真>を1点送っていただきます。高級カメラである必要なし。スマホで充分。みんなに見せたい、面白い写真を待ってます!

※本ワークショップは2022年8月に八戸市立美術館で始まり、9月鎌倉・喫茶ミンカ(神奈川)、10月MINOU BOOKS(福岡)、iwao gallery(東京)、11月PURPLE(京都)、12月本屋B&B(東京)で開催されます。

★★★ご予約・お問い合わせ★★★
メールにてご予約ください。
①お名前 ②お電話番号 ③参加人数 ④「A.書籍+ワークショップ」か「B.ワークショップのみ」かをご記入ください。
件名【10/29 写真ワークショップ】 info@iwaogallery.jpまでお申し込みください。
ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくご質問ください。

参加者の方には「人物(大きくても小さくてもOK)が写っている写真(or 画像)」を1点、事前にメールにて送って頂きます。
送付先:info@iwaogallery.jp ※写真の送付期限:10月26日(水)

◉大竹昭子(おおたけ・あきこ)
1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめる。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。小説作品は、人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によってさまざまに変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。今年7月に『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』につづく4冊目として最新刊『いつもだれかが見ている』を上梓。写真関係の著書も多く、『この写真がすごい』『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』などがある。写真も撮る。無類の散歩好き。リトルプレス「カタリココ文庫」スタートを年3冊のペースで刊行するなど、個人としての活動も多い。

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『いつもだれかが見ている』刊行記念 写真ワークショップ「見えるもの」と「かたるもの」

<書誌情報>
『いつもだれかが見ている』
著者:大竹昭子
写真:クミ・ヒロイ&アネケ・ヒーマン
発行:亜紀書房
定価:1,870円(税込)

《世界のどこかで密やかに、出逢いとドラマが、生まれている》
14人の写真から広がる、せつなく、謎めいた14の小説。
国籍も性別も様々な写真の中の14人は、どんな物語を秘めているのか?
レンズ越しに見つめているのはだれか?
見ること、ふれること、出会うことの現在を、鋭く映し出す小説集。