岡本健+ 追悼展
蔵前、最後の用事
2026/8/21(fri), 22(sat)

岡本健+ 追悼展
蔵前、最後の用事

2026年
8/21(金)15:00-20:00
8/22(土)12:00-17:00

2024年5月、iwao galleryで初個展「あなたが噛んだ、唄おぅ」を開催したブックデザイナー・岡本健+(1965–2026)の追悼展を開催します。美術、建築、舞台など芸術文化の分野で数多くの書籍の装丁やアートディレクションを手がける一方、近年は自身の表現活動にも取り組みました。本展では、2026年2月4日に逝去した岡本の遺作《傷こけし》を中心に、岡本と親交の深かった作家たちによる作品を展示します。

岡本健+
橋本貴雄、吉江淳+小金沢智、大和由佳

主催:岡本家、iwao gallery
協力:石島章輝(イシジマデザイン制作室)、遠藤勇人、大谷薫子(モ・クシュラ)、多摩美術大学美術学部彫刻学科

◉ 岡本健+ [Tsuyoshi Okamoto Plus]
1965年生まれ。ブックデザイナー。大阪市立工芸高校図案科を卒業後、日下潤一氏主宰のB GRAPHIXを経て上京。1994~2002年まで中垣デザイン事務所に勤務。『デザインの現場』『美術手帖』(美術出版社)、『InterCommunication』(NTT 出版)などのアートディレクションやデザインを手がける。2005年、有限会社岡本健事務所を設立。主に美術、建築、舞台など芸術文化の分野で多くの本の装丁を手がけてきた。2024年5月、初の個展「あなたが噛んだ、唄おぅ」(iwao gallery/東京)を開催。2026年、60歳で逝去。

◉ 橋本貴雄[Takao Hashimoto]
写真家。2008年ビジュアルアーツ大阪写真学科夜間部卒業。2021年9月写真集『風をこぐ』モ・クシュラ社より刊行。刊行記念展示全国16箇所巡回。2024年大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ「Bankart妻有」より『交信』出品。『Kette』2021年度 写真新世紀 佳作(椹木野衣氏選)。2024年より石川県珠洲市在住。

◉小金沢智[Satoshi Koganezawa]
キュレーター。東北芸術工科大学准教授。世田谷美術館、太田市美術館・図書館の学芸員を経て現職。「現在」の表現をベースに据えながら、ジャンルや歴史を横断するキュレーションによって、表現の生まれる土地や時代を展覧会という場を通して視覚化することを試みている。父の葬儀の1日をおさめた私家版写真集『flows』(写真:吉江淳、アートディレクション・デザイン:平野篤史)の発行を機に、岡本健+と知り合う。現在、岡本健+が亡くなった後の事務所及び周辺を吉江淳が撮影した写真をもとにした本『floats』(アートディレクション・デザイン:山田悠太朗)を制作中。

◉ 吉江淳[Atsushi Yoshie]
1973年群馬県生まれ。写真家。人工と自然、中心と周縁、新しいものと古いものなどを考えつつ撮影を続けている。写真展を多数開催。写真集に『地方都市』(蒼穹舎、2014年)、『川世界』(salvage press、2016年)、『出口の町』(ふげん社、2024年)、『沖縄』(赤々舎、2026年9月刊行予定)などがある。 第25回(2023年度)三木淳賞受賞。小金沢智氏による出版物『flows』(2022年)では撮影を手がけ、『floats』(2026年8月刊行予定)では岡本健+事務所とその周辺を撮影し、写真とテキストを寄せている。

◉ 大和由佳[Yuka Yamato]
美術作家。1978年愛知県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。歩行、呼吸、睡眠、発話、食事、洗濯など、生命や生活の基盤となる営みを見つめ直し、インスタレーション・映像・写真・パフォーマンスを制作する。2013年より、さまざまな持ち主と出会いながら、世界各地で自立する杖を撮影する《Cane Project》を展開している。2025年「夏のうたげ、東京」(iwao gallery)に参加。