1st solo exhibition
repeat|Yumi Nishimura

1st solo exhibition
repeat|Yumi Nishimura
西村祐美展
2022年3月10日(木)ー 20(日)
木・金・土・日 12:00〜19:00 (最終日17:00まで)
※月・火・水 休廊

今回が初めての個展となる西村祐美は、美大を卒業してから映像制作に携わり2018年から独学で手織りを用いた制作を始める。今までデジタルな現場に身を置いていた彼女に何が……。手織りにおける「増幅」「ストローク」「単調」この繰り返す行為に魅了された彼女は、自分をコントロールして突き詰めていく。一見、排除されたミニマルな作品だが、鑑賞者が近づくことで単なる面でない質感を意識することになる。本個展では、この2年(コロナ禍)拙いながらも、矜持を持って向き合った作品を展示いたします。是非、ご高覧ください。

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Artist Statement

私は大学や仕事を通じ、情報デザインや映像制作などの分野で活動してきました。デジタルに依存したどこか実体のない制作を続けるうちに、もっと本質的な素材に立ち返りたい、自分の指で何かを形にしたいという気持ちが高まり、その手段を模索する中で独学で手織りを始めました。
本シリーズでは、同じプロセスをひたすら繰り返すことで得られる〝ミニマル〟な面と、素材の持つ躍動感やそれを扱う人間の手から生じる〝プリミティブ〟な面、その対照的にも感じられる二つの側面について、観察や思考をしています。手作業から生まれる厚み・重み・思い通りにいかなさを好ましく思う一方で、それらを自分の中にあるミニマルな形へと制御・整頓したいという思いにも駆り立てられ、その葛藤が繰り返されます。
自分自身や素材との間で対話を重ねながら、このミニマルとプリミティブの間で揺らぐバランスを探ることが制作のテーマであり、鑑賞側にとっても、この二つの対比における違和感のようなものを体感してもらえるのではないかと考えています。

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西村 祐美(にしむら ゆみ)
1984年福岡生まれ。2007年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。主な活動として「Arte Laguna Prize 15 exhibition」(イタリア、2021)、「SICF22」(スパイラルホール、東京、2021)、「Arte Laguna Prize exhibition」(モーリシャス、2021)、「Independent Tokyo」(東京、2019) など。受賞歴に「SICF22 保坂健二朗賞」(2021)、「Arte Laguna Prize 15 ファイナリスト」(2021)、「Independent Tokyo 2019 武石太郎賞・石橋高基賞」(2019) など。